フィンガーピッキング(いわゆる指弾き)で演奏する方にとって気になるのが「爪の手入れ」。
クラシックギターなどナイロン弦演奏者は爪やすりで形を整え、革ヤスリや普通の紙(紙やすりではない)を使いツルツルに仕上げる様ですが、鉄弦(スティール弦)演奏がメインな私は爪切りだけで手入れをします。
爪の形を整える
爪を切る場合、ほとんどの方が爪切りを使用するでしょう。
一般的な爪切り
お世話になっている「あぽろん長岡店」教室の備品。
15年以上使用している長寿爪切り。
このタイプの爪切りは「爪を切る」には便利ですが「爪の形を整える」には不向きです。
愛用の爪切り
ニッパータイプの爪切りはカット角度や深度を細かく調整可能で、自身の演奏スタイル、いや!!演奏する曲に合わせた理想の爪型にカット出来ます。
爪やすりを使わない理由
爪やすりを使うと見た目は綺麗に仕上がりますが、爪の先が薄くなり割れやすくなります。
爪切りで切った爪を横から見た図
爪ヤスリで磨いた爪を横から見た図
先端が薄いと割れやすい
ナイロン弦は太く柔らかいので問題ありませんが、鉄弦は細く硬いので注意が必要です。
MARUTO Nail Pro Xには爪やすりも同梱されていますし、素敵なケースも付いています。
ケースに入れた図
すっきり収納
以上、ギタリストの爪の手入れよもやま話でした。
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