ピーター・バラカンが監修する音楽フェスティヴァル『Peter Barakan's LIVE MAGIC!』が山形市で開催される、そしてSonny Landreth(ソニーランドレス)が出演すると知った時は猛烈にテンションが上がりました。以前から興味を持っていた濱口祐自も出演と聞いたら行かない手はない。
チケットは前から2列目のど真ん中を確保。最高の席です。
左手元、足元のエフェクト、右手の使い方もバッチリ見えました。
ソニーランドレスのペダルボード、ピンボケですまん。
ソニーランドレスは数種類のオープンチューニングを使い分けたスライド奏法が有名なギタリスト。CD聴いてもライブ映像を見てもどんなチューニングで弾いているかさっぱりわかりません。
ライブ映像ではKey=Aの曲でオープンAを使用しているところまではわかりますが、次のKey=Dmの曲もチューニングを変えることなくオープンAで弾いているのはどういうこと??
これが最大の謎でしたがライブを見て謎が解けました!!曲ごとにステージ袖でローディがチューニングを変えていたのか!!
Key=Aは普通のオープンA(EBEG#BE)、 KEY=Dmのコンゴスクエァは普通のオープンDm(DADFAD)で演奏できるじゃん!!
ライブ映像ではカットされていたシーンに謎は潜んでいたのだ。
Setlistを頂きました
アンコールのKey to the Highwayでは濱口祐自と共演がありましたが、これがひどいのなんの・・・
普段は一人で、もしくは自分のバンドとの演奏が中心なのでしょう「人に合わす演奏」が全くできない。
基礎練習を飛ばし独学でギター練習した人に多く見られる症状です。よく言えば「理論ではなく魂で弾くギター」ね。
チューニングも合っていない。おそらく440Hzで合わせたと思うが、海外は442Hzが普通だよ。
濱口祐自ソロのステージは素晴らしかったのでちょっと残念でした。
リハなし本番ならしょうがないかと思ってみたが、リハやってんじゃん!!


LiveMagic Facebookより引用
他にもベースとパンデイロの異色DUOザバデュオ(サニーランドレスのベースが参加)も見て4000円(ワンドリンク付き)は安い!!それでもたったキャパ400人のホールが埋まらないとは・・・地方は厳しい。
20年前から追っかけているので気づきませんでしたが、ソニーランドレスってもう65歳なのね。
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