2012年10月30日

National Museum of the American Indian

ワシントンが本家の「国立アメリカ・インディアン博物館」、ニューヨーク市には「ジョージ・グスタフ・ヘイ・センター」内にも同様な施設があります。

アメリカでの「インディアン問題」は、かなりデリケートになっていて、入り口で全身と手荷物のX線セキュリティ検査を通過しないと入場できません。(航空機搭乗と同様の検査でした)

そんな施設に行って来ました、コロンブス(コロンバス)・デーというもっとも厄介な日に。


入り口

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入場は無料。


建物内部

1904年の建築物。

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以前何に使っていたのか書いてあったけど忘れた。


天井にも壁画

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インディアンの展示物は置いておいて、目玉はインディアンの子孫ミュージシャンの展示物。


チャーリー・パットン

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そうそう、この人インディアンとの混血だったんだよね。
高校時代は90分のカセットテープに録音した、チャーリー・パットンとブラインド・ブレイク、そしてロバートジョンソンを聴きながら登校していました。


Jazzミュージシャンの展示の後は・・・

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ジミ・ヘンドリックスの衣装

遺族から提供された本物

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母親がインディアンだった。

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コレをジミが着たのか・・・

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10代の頃は怖くて聴けなかったジミヘン。
もし存命だったら、今頃どんな音楽をやっているのだろうか?

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ロビー・ロバートソン

The Bandのギタリスト、ロビー・ロバートソン
今も猛烈に憧れを抱いているThe Band。ロビー抜きの来日でしたが、1994年の来日公演は追っかけまでやりました。

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カナダ人であるロビーにもインディアンの血が入っています。
また、ソロ活動に入ってからは積極的にNative Americansをテーマにした作品を作っています。


2008年のグラミートロフィー

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ザ・バンドとともにグラミー賞特別功労賞を貰ったときのヤツ。

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手書きの歌詞も展示してあります。

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Last Waltz

何か賞を貰ったっけ?

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本人から寄贈されたギター

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インディアンをイメージした塗装だそうです。


ジェシ・エド・デイビス

生粋のインディアンミュージシャン、ジェシ・エド・デイビス

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オールマンブラザーズの名盤「フィルモア・イースト」の一発目「ステイツボロ・ブルース」のスライドフレーズは、ジェシのフレーズが原型になっているのはあまり知られていない事実。

この人の録音も集めまくりました、ジョン・トゥルーデルとの競演盤を見つけたときには「ウルッ」ときた事をいまでも覚えています。

今ならアマゾンで簡単に買えるけど、インターネット登場以前は各地に行くたび中古盤屋に寄り、店中の品物をチェックしたものです。


テレキャスター

うーん、コレをジェシが使っていたとは思えないが・・・

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フロイト・ローズは使わないだろう・・・

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他、リタ・クーリッジなどの展示がありました。



シアターではDVD上映

インディアン子孫ミュージシャンの映像がエンドレスで流れていました。
写真は「バングラデッシュ」のジョージ。登場するギタリストはもちろんジェシ・エド・デイビス!!

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日本語で「すげー!!」とか「うひょー!!」とか言いながら展示物を見ている私。
警備員は関わりたくなかったのか、満面の笑顔の私と目が合った瞬間、スッと目をそらしました。


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2012年10月17日

ニューヨークのスーパー 〜GRISTEDES〜

知らない街のスーパーを巡るのは本当に楽しい。
ちょい庶民的なスーパー「Gristedes」の紹介です。


お肉売り場

アメリカと言えば安くてデカイお肉がドーン!!このイメージは何時植え付けられたのだろう?
80年代の牛肉とオレンジ自由化で揉めてた頃かな?

ひき肉

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こんな盛り付けは日本にない。


牛肉

ドコの部位だか知らないが、この大きさで4.4ドル。安いのか?

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豚肉

これで3.94ドル。アメリカ産のブロックバラ肉だったら日本でもこの位の価格だよね。
品質の差はプロじゃないからわからない。

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トリ肉

手羽肉は高い。特別な鶏なのか?

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もも肉

もも肉の詰め合わせ。
ひとつの大きさは、大きめなケンタッキーフライドチキン1ピース。
これで5.47ドル、アメリカ産だとこんなモノでしょ?

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一匹モノ

こうなるともう安いのか高いのかわからない、丸々一匹で9.35ドル。

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23歳の頃フレンチレストランの料理長に誤解で見込まれ、料理修行を押し付けられそうになった時、ばらし方を教わったのだけどもう忘れた。


シーフード


主流はティラピア

日本では外来種で問題魚の魚は、ニューヨークで大人気でした。

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モンクフィッシュ

ティラピアと同じような切り身。
MonkFishを画像検索したところ、あんこうの一種の様です。

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サーモン

日本でも人気のサーモン、こちらでは焼いて食べるのが通常の食べ方。
てか、生食にいまだ違和感があるのは私だけでしょうか?

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3.6ドル、チョイ高いか?

頭部も売り物になっています。

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やはり出汁を取るのに使うのだろうか?


エビ

チルドエビは盛り付けされて販売、これはドコのお店でも売っていました。

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これはカニカマなのか?
パックが引き裂かれているけど問題ないのか?

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小柱

イタヤ貝なのかな?
ニューヨークではどうやって調理するのだろうか?私のオススメは掻揚げです。

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売り場全体

メインはやっぱりサーモンだね。

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生鮮野菜

種類別に分けられていないので混在しています。

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80年代半ばに日本でも勘違いしたスーパーが、こういう陳列していたよね。


シカゴとニューヨークしか見ていませんが、ココの野菜売り場は凄く充実しています。

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これは新鮮な部類に入ります。

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マンハッタン島にあるスーパーなので、ちょい高い値段設定になっていると思いますが、あんまり日本と変わらない値段設定でした。


posted by yuji at 14:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ニューヨーク

2012年10月16日

ニューヨークのスーパー Foodmart

旅先で訪れるスーパー、魅力的です。
ココで暮らしている人がどんな食事をしているか?

ニューヨーク、マンハッタン島のスーパー「Foodmart」を紹介致します。

飲み物

日用品の牛乳やジュースはペットボトル飲料とは別コーナー。
日本だと紙パックで売られている商品が、プラスチックボトル容器で販売されています。

お茶のペットボトル

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軽量化を無視したポリ容器


ジュースのペットボトル

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牛乳 どう見ても洗剤に見えるけど。

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ニューヨークの鮮魚

鱒が充実しています。手前の開きになっている魚がカワイイ。

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それなりの品質管理。

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えび、かに類は充実しています。

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ここは高級スーパーなので、特別な売り方なのかな?


チルドコーナー

エビ

綺麗に並べられると胡散臭い。

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テラピアの切り身

日本では外来悪魚のテラピアが、主力で流通していました。

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持ち帰りお弁当@日本食?

日本食。特に、お寿司はニューヨークに浸透しています。
お寿司ランチで価格で12ドルほど。サーモンとエビ、お新香巻物のお持ち帰りの弁当で9ドル弱です。

じゃ、他は?
麺類が弁当になってました。


うどん

うん?焼いていない焼きうどんなのかな?

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そば

バック小麦そば?

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ビーガン(Vegan)の表記があるので、黄色いタマは卵じゃないのか。
汁はないのね。


ローストチキンはメチャクチャおいしそうでした。

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ココは高級スーパー

オリーブが量り売りで売っています。

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チーズも充実

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お客さんは普通の人


レジスター

自分の前の番のひとつ前になったら、頃合を見てベルトコンベアーに品物を乗せます。
仕切り棒がある場合は前の人の品物との境に自分で置き、無い場合はレジの方が棒をぶん投げて仕切ります。
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旅先のスーパーで買い物するとき、レジのルールが一番難しいのです。
外国の方が案内人なしで居酒屋を訪れ、お通し出されて、それが会計に乗っていたら戸惑うよね。



posted by yuji at 02:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ニューヨーク