第5回 「犬の糞は片付けて」の報告です。
採取地 新潟県新潟市

ストレートに文字での主張のみ。
しかしまぁ、改めて考えてみると「糞」って漢字は日常使わないね。
もしかしたら自筆では1回も書いたことないかも知れない。
薔薇と醤油と魑魅魍魎は中学生の頃、誰もが1回は書いたと思うけど糞は記憶にない。
採取地 新潟県新潟市

「路傍デ糞スル犬ノ散歩オ断リ」
「路傍(ろぼう)」や「糞(フン)」の漢字を使いこなす達人に似合う文字は、カタカナ以外ありえない。
ほとんどの人が「路傍」に続く漢字一文字を使用する場合「石」だが、「糞」を選ぶ作者のセンスは素晴らしい。
あと、作者はすでにこの世にいない可能性が高いと思われる。
看板周辺はネコの集会場になっていた。

採取地 新潟県新潟市

糞を見て泣いている犬のイラストであるが、泣いているのは犬ではなく住民だと思う。
ピンクの巻き糞が高ポイントである。
採取地 新潟県新潟市

糞にバツを付けるのではなく、発生源の尻にバツを付けた看板。
「ペットのフンお断り!!」のキャッチコピーは多々あるが、「駐車場内」のひと言を入れてしまった為に、
「やるなら駐車場外でしろ」という人間をエゴを浮き彫りにした作品。
おまけ
採取地 新潟県新潟市

人間は犬やネコの糞に困っているが、彼らも空きカンやタバコのポイ捨てに困っている。
共存共栄のため、両者ともマナーを守ってほしい。